外国人にもフレンドリーな動物病院の見分け方 

 ペットを家族の一員と考える人々が増える中、信頼できる獣医師を見つけることは非常に重要です。特に外国人ペットオーナーにとっては、言語の壁や文化の違いが不安要素となりがちです。

ペットが病気になったとき、言葉が通じない中で適切な治療を受けさせることは、飼い主にとって大きなストレスです。そこで、外国人ペットオーナーが安心してペットを託せる獣医師を見つけるためのガイドを作成しました。この記事を通じて、あなたとあなたのペットにとって最適な獣医師を見つけるお手伝いができれば幸いです。

言語のサポートができているか。

最初に、言語のサポートが整っているかどうかを確認しましょう。残念ながら多言語に対応している動物病院は、日本国内で探すのは非常に困難ですが、英語に対応している動物病院はいくつかあります。まずはウェブサイトや動物病院の案内に、英語やその他の言語での情報が掲載されているかをチェックし、電話での問い合わせや受付時の対応もスムーズに行えるかを事前に確認しておくとよいでしょう。動物病院によっては、初診票をダウンロードできるところもあります。事前に初診票に書き込んで、受付で提出するとスムーズに診察が進むと思います。初めて訪れる動物病院では、ワクチン注射を行ったことがあるか、ノミやダニ、お腹の寄生虫予防を行っているか必ず聞かれます。今まで受けたことのある検査のデータや、予防証明書を持っている場合は動物病院に来院するときに、持参するといいでしょう。また持病がある場合は、現在飲んでいる飲み薬を直接持って行くことをお勧めします。

アクセスの利便性

次に、病院のアクセシビリティを考慮することも大切です。公共交通機関からのアクセスが良い場所にあるか、駐車場は十分に確保されているかなど、日常的に通院する際の利便性を確認してください。病気で動物病院に行く場合は、毎日通院が必要になる場合もあります。天候のことも考えて、駅の改札を出たらすぐ近くのところに動物病院があるのか、コインパーキングなども含めて近隣に駐車場があるかを事前に調べておくことはとても重要です。また、緊急時には24時間体制で対応してくれるかどうかも、重要なポイントです。夜間救急動物病院と連携していて、夜中に具合が悪くなったときは、かかりつけの動物病院とカルテを共有しながら治療を進める体制がある病院も、都心部は増えてきました。緊急時の連絡先や夜間に動物病院に行かなくてはならなくなったときの対応を事前に把握しておくと、いざという時に慌てずに済みます。

当院は月島駅から徒歩1分です。

病気の対応がスムーズ

病院の設備やサービスの質にも注目しましょう。獣医学もどんどん進んでいます。昨日の常識が、今日は通用しないなんてこともあります。余談ですが、傷口の消毒の概念やアレルギー性皮膚炎の薬の使い方などは、ここ10年で大きく変わりました。最新の医療機器を備え、定期的な研修や教育を受けている獣医師がいるかどうかは、ペットの健康を守る上で非常に重要です。また、予防接種、健康診断、手術、入院施設など、幅広いサービスを提供しているかも確認してください。健康診断などを利用して、普段からかかりつけの動物病院と信頼関係を築いておくことで、病気の早期発見にもつながります。

都心部では、高度医療を提供する動物病院へ病気の重症度によっては紹介する場合もあります。その場合、スムーズに紹介状を作成して対応できることはとても大切なことです。そのためにも、かかりつけの獣医師と十分なコミュニケーションを日頃から取れるようにしたいですね。

スタッフのペットフレンドリーな対応

最後に、病院の雰囲気やスタッフの対応を見ることも忘れてはなりません。ペットフレンドリーな動物病院というのは、ペットと飼い主がリラックスできる清潔で明るい環境かどうか、スタッフが親切で思いやりのある対応をしてくれるかなど、実際に病院を訪れて感じることができる要素です。それらの要素を体感するためにも、病気になる前に必ず予防や健康診断で動物病院に来院することをお勧めします。現在は、翻訳ツールも発達しており携帯電話ひとつあれば、多言語での会話もできるようになりました。当院でも翻訳ツールを導入しており、言葉の壁を超えてスタッフと外国人ペットオーナーがコミュニケーションを取れるように、尽力しています。外国籍の方が日本でペットオーナーとなることが、不安にならないような社会になることを目指して、当院も努力していきます。

そして、この記事が外国人ペットオーナーにとって有益な情報源となり、信頼できる獣医師を見つけるお手伝いができれば幸いです。

まとめ

東京では日本に住むことをエンジョイしている外国籍の方に、毎日お会いする機会があります。 そんな方々がペットと共に暮らす選択肢が持てたら、 きっともっと毎日が楽しくなると思います。 外国人ペットオーナーの方が、犬や猫を安心して動物病院に連れて行けるのか見分けるポイントを、本記事では挙げてみました。

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1.言葉の壁

病院のウェブサイトやパンフレットを確認して、事前に多言語に対応しているか確認を。来院の際には、今までのデータやヒストリーを忘れずに持参しましょう。

2.アクセスの確認

予期せず、毎日通院が必要になることもあります。自宅から通いやすいか、あらかじめチェックしておくといいでしょう。

3.対応がスムーズ

病気が重症になってから通院するのではなく、普段から健康診断や予防で、かかりつけ医を見つけておくこと。動物病院とコミュニケーションが取れていれば、さまざまな対応がスムーズです。

4.スタッフがペットフレンドリー

動物病院に携わる全てのスタッフが、ペットフレンドリーであること。当院のモットーは、「ファーストクラスタッチ」です。すべての飼い主様が、安心して快適に過ごせる空間づくりを心がけています。

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東京月島にある当院では、外国人フレンドリーなどうぶつ病院を目指しています。

外国人ペットオーナーの みなさまがどんな小さなことでも気軽に相談できる場所となるために、

今後もさまざまな取り組みを進めていきます。

当院WEBサイト http://www.anima-ah.com/

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